髄膜腫になって思う事

先日髄膜腫という病が突然私に、襲ってきました。本当に、突然の出来事(てんかん発作)でしたが、病はじわりじわりと長い年月をかけて育っていたのでしょう。

髄膜腫はほぼ良性の脳腫瘍との事ですが、実際には組織を病理に出してみないと分かりません。悪性髄膜腫というのもあります。

私の髄膜腫は今、3.3センチ×3センチあり、厄介な事に静脈洞という大きな血管に絡んでいるため、摘出は簡単なものではなさそうです。

一度でもてんかん発作を起こしてしまった為、摘出する方法しかありません。

約一週間入院し、その間は何も症状がありませんでした。なので、退院した翌日から仕事へ行きましたが、段々左手や左足のこわばりや、しびれが出てきています。最初は気のせいかな?そんな気がするだけかな?と思っていましたが、

やはり、気のせいではないようです。

本や、雑誌のページがめくりにくかったりします。あと当然かもしれませんが、元気がありません。直ぐ疲れます。

昨日から、左下唇に口唇ヘルペスも出来ました。メンタルは弱くない方ですが、やっぱり、色々不安があります。

まず、どこで手術をするか。この地方で脳腫瘍に強い病院はなかなかありません。

脳血管や、クリッピングは多いんですけどね。

脳外科の名医の福島先生にも、メールをしました。幸い、今度診て頂ける事になりました。その事については受診後書きたいと思います。今回、私が一番言いたいのは、髄膜腫は女性に多い脳腫瘍だそうです。ということは、女性ホルモンに影響しているせいかもしれません。

私は不妊治療で女性ホルモンを内服していました。今は、月経困難症のため、黄体ホルモンのディナゲストを内服しています。幸い、ディナゲストの副作用である不正出血は全くありません。生理も来ないので、地獄のような生理痛も腰痛も、大出血も貧血もありません。とても快適です。ただ、この黄体ホルモン剤で、脳腫瘍が今後も影響ないとは言えないと思います。エビデンスは分かりませんが…。私は、不妊治療や、ピル、月経困難症などのホルモン剤を飲んでいる女性の方には、脳ドックをおすすめします。というか、頭の検査は偏頭痛や、頭の自覚症状がない限りあまり検査しない場所だと思います。金額も安くはありませんが、私のようにてんかん発作を起こしてからじゃ、余計にお金がかかります。頭(脳)はとても大事な場所です。

手術がうまくいっても、後遺症がでるかもしれません。

まだまだ私も元気に働いて、やりたい事が沢山あります。何一つ夢が叶っていないのでここで、負ける訳にはいきません。これから、闘病生活が始まります。

どうなるか分かりませんが、出来る限り頑張ります。