術前最後の診察

先日、約3週間後に控えた髄膜腫手術のため、術前検査に福岡の病院へ行って来ました。

名古屋〜博多までは約3時間半の長旅ですが、午後診(14時〜18時)に間に合うように行き、受付が13時30分からだったので病院に着いて13時31分に受付を済ませました。14時ちょっと過ぎに診察室から呼ばれ、間も無く院長先生の登場です。 まず、術前検査の為今から早速2カ所の病院に行き、循環器と呼吸器の検査へ行くように指示されました。それから戻って来て又話をしますと言われ、付き添いの家族の車に乗ってまず、循環器の病院へ行きました。

すぐ近くなのかと思いきや、車があるから良かったけど、ないととても不便な場所でした。

循環器の病院では、身長、体重、血圧、胸部レントゲン、心電図、心エコーをしました。心エコーをやるのは初めての体験で、過去に全身麻酔は2回やった事がありますが、その時は心エコーの検査はありませんでした。ま、丁寧に診察して下さって感謝です。検査の結果、特に異常なし。

次に、呼吸器のクリニックへ。

ここでは、検査に2時間かかると言われ、えー!?そんなに??と思いましたが、仕方ないので、言われるがまま検査しました。

そして、また、身長、体重、血圧、胸部レントゲン、心電図をとりました。

さっき、たった今、ほかの病院で同じ検査しましたけど…と思わず、看護師さんに言ったら、診立てが違いますから〜って言われ…。

まぁ、あまり納得出来なかったけど、これも仕方ないと吞み込み、次の検査へ。

パイロメトリー(肺機能)です。

ここでは、負荷をかけて何回もスパイロの検査をしました。1回目は、何もしない普通の状態で。2回目は6分間、全速力で歩いた後。3回目は吸入を吸った後。4回目も3回目とは異なる他の吸入を吸った後。合計4回、スパイロの検査をしました。なんだかんだで、既に17時を過ぎています。検査は終了しましたが、先生からの話がまだです。待つこと15〜20分経ち、ようやく診察室に呼ばれました。先生は私の過去の病歴を聞かれますが、至って健康(自分ではそう思っていた)と思っていたのですが、先生は問診を続けられ、思い出したことがありました。喫煙者だった20代後半ごろ風邪の悪化から、気管支ぜんそくの状態になり、SPO2が94%ほどになった事を話たら、それか〜って事で納得されてました。肺機能がイマイチ悪かったようです。隠れぜんそくがあるとのこと。全身麻酔を30代の頃2回やってオペした時も、もちろん肺機能はチェックしましたが、特に問題なく全身麻酔はできました。オペ後も何も問題なかったです。

しかし、脳の手術は少しの事で中止になる場合があるらしく、入念に肺機能を調べて下さいました。というか、こちらの呼吸器の先生が熱心なのだと思いました。

隠れぜんそくがあるため、予防が必要という事で、レルベアという吸入を1日1回する事になりました。

と、時間は17時35分。急いで、初めの病院に戻ります。病院に着いた時、17時45分近く。待合室は誰も患者さんはいません。午後診終了15分前でした。 

院長先生に循環器と、呼吸器の先生からの返事を、見てもらいました。

やはり院長先生も呼吸器の先生への信頼は厚いようです。普通の病院だと見逃してしまいがちか、ま、これ位いっかぁという所を、検査結果の少しの変化で突き詰めて発見してくださったのですから。

院長先生の話は特に長くなく、こちらからの質問に答えてくださる感じです。 

後は、看護師さんから入院について説明を、聞いて下さいとの事でした。

もう、入院日までこちらの病院には来る事はありません。

実家に帰ってから気づきました。

採血とか何にもしてないけど、大丈夫なのか??

入院して、4日後には手術が決まっています。その4日の間に採血するのか?

しかし、祝日も挟んであるし。

だ、大丈夫かな〜?院長先生、わすれてませんか?血液型も感染症の有無も凝固系も、貧血状態も…。心配なので、今度病院に電話しようと思います。