10月24日は文鳥の日

手(10)に(2)幸せ(4)のゴロ合わせで

10月24日は文鳥の日です。

文鳥を飼っている人はそう多くはないと思いますが、慣れた文鳥は手や指に乗ってきてくれます。とても、愛くるしい文鳥さん♪

以前は鳥とか全く興味なかったのですが、文鳥を飼い始めてからは、夫よりも文鳥を大切にする自分がいます。

文鳥を飼ってから、夫婦揃っての泊まりでの旅行も行かなくなりました。この子達を置いてまで、自分が楽しみたいとは思えないのです。

なので実家に帰省する時も、夫を残しわたし一人で帰ったり、日帰りで行ける所は日帰りで帰ってきます。

そんな、溺愛ぶりの毎日ですが、今日は良い事がありました。乳がんのオペ後、薬物療法をどこの病院で受けようか本当に悩んでいて今後が心配でした。

オペした病院で、薬物療法をした方がいいと複数の医師から言われ、自分もそうだなと思っていましたが、東京まで通うのが大変で、本当は地元の名古屋で薬物治療はしたかった。むしろ、自分でオペを断って東京の病院に紹介状も書いてもらった大学病院が、乳腺では力もあり、トモセラピーも完備してあり、後に知った情報では腕も悪くはないとの事だった。なんのために、東京まで行ってオペをするのか段々分からなくなってきた。

仕事の昼休みに、もう行かないと決めていた大学病院の代表に電話を掛け、たまたま今日が教授の外来の日で、本当は大学病院などはその日の受付は午前中で終わりだが、無理を言ってその日の夕方最後に受診の予約がとれた。これも奇跡。

夕方日も暮れ、最後に呼ばれて教授に相談した。やはり東京の病院でなく、ここの大学病院でオぺから薬物療法を、やって行きたいと申し出た。最短でオペはいつになるのか聞いたら、来年の1月上旬とのこと。

術前化学療法の手もあるが、わたしは早くオペをしたかった。あまり長く時間を開けると良くないと思っていたので、不本意かもしれないが、思い切って聞いてみた。

オペは東京でして、術後の薬物療法をここでお願いしたいと。教授は嫌な顔一つもせずに、笑顔で了承してくださった。

わたしは安堵して涙が出た。

断られたり、嫌な顔されたり、引き受けてくれるとしても渋々だったら嫌だなぁと思っていたけど、教授は初めから優しく話しを聞いてくれた。ここだったら、安心して長い治療も受けれる気がした。

帰り道、満月が綺麗で今日が文鳥の日だった事を思い出した。きっと、今日のラッキーだった出来事は文鳥の恩返しなんじゃないのかぁと。